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カブラの状況と学校建設計画

カブラ(Kabula)はタンザニア南西部にあるムベヤ(Mbeya)州のキエラ(Kyela)県にあり、村民の人数や世帯数は把握できていませんが、かなり小さいコミュニティです。

この村の唯一の収入源は農業で、主な換金作物はカカオと米。

つまり、これらの作物がこの村の収入源ですが、1世帯当たりの1日の収入は1ユーロにも及びません。

また、これらの作物の他に、自分たちの消費用の作物としてキャッサバ芋などの野菜も栽培しています。

カブラの小学校には生徒310人と幼児30人強、教師7人がいます。

学校の建物は一部が崩壊しており、またかなりの補修作業が必要な部分も多く、崩壊したまま放置されているため、家畜の飼育でさえ躊躇されるほど酷い状況です。

しかし、ここで何百人もの子ども達が学んでいるという現状です。

2017年バレンタインの支援金で崩壊した建物の再建作業に取り掛かっています。

下の設計図にあるように4つの教室がある建物が建てられる予定です。

村では既に昔ながらの方法で作られたレンガの収集や、レンガ積み作業にとりかかっており、11月までの完成に向けて建設が進められています。

建設の途中経過や完成後の寄贈式については、当HPで今後随時お知らせする予定です。

Fons Maex氏によると、このコミュニティは学校の建物の状況が悪い以外は向こう20年間良い状況のようで、将来取り組むべきプロジェクトは新鮮な水の確保、水洗トイレと手洗い場、シャワー施設がついた公共の浴場と教員の住居の建設です。

また、学校にソーラーパネルを取り付け、コンピューターが使用できるようにしてあげることも課題です。

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