カブラ小学校 4教室の寄贈式
2017年のバレンタインから始まったチャリティープロジェクト。
タンザニアのカカオ豆を使用したコラボレーションショコラの売上を支援金として寄付し、
そして、2017年11月7日、ついに教室が完成し寄贈式のため現地へ向かいました。
ヨーロッパ経由でタンザニアの都市、ダルエスサラームに到着。
その後、国内線で約1時間半かけてムベヤ空港に。
そこからさらに、ガタガタの道なき道を車で約3時間進んだライスファームの中にある小さな村、カブラ。
小学校に到着すると、子ども達や教師、地域の方達に温かく出迎えて頂きました。
そして完成したばかりの教室....
見たときに思わず涙が溢れそうになりました。
2017年3月の初めにもカブラに訪問しましたが、その時には古くひどい環境の教室1棟と、既に崩壊し放置されたままとなった教室しかありませんでした。
そこに、新しく2棟4教室(1棟に2教室)が完成し、村をあげて本当に心から喜んでいることを感じました。
(2017年11月に新設した教室)
(2017年3月訪問時の教室)
“ STORK GLOBAL “と刻まれた教室のプレート
セレモニーでは子ども達のダンスや歌のお披露目、教師達や地域の人のダンスなど、喜びに満ちた時間を一緒に過ごしました。
子ども達の歌は「教室をありがとう。大切にします。」という内容で、この日のために練習してきたことが伺えました。
多くの問題を抱えるカブラですが、この教室がこの村で最もしっかりした大きな建物であり、教室としての役割だけではなく、村のコミュニティの中心となります。
これからカブラの人達が貧困から脱して少しでも生活を豊かにしていけることを祈ると共に、支援を継続していきます。
今回の訪問において、実際に完成した教室の寄贈式に立ち会えたことは非常に感慨深いものでした。私たちが贈ったものよりも、今回の経験を通して学び得たものの方がはるかに大きく、以前にも増して人生観への影響や今後の事業を大きくして行くことへの使命を感じました。私たちの挑戦と成長の結果が事業の拡大や発展につながり、事業が大きくなる結果として、事業の一部であるこの支援事業も継続しながら一緒に大きくしていくこと、それが使命であると思っております。
今回、カカオ農園や農家の家の訪問、20校以上もの学校の寄贈式や教室建設前の議論会にも参加させて頂きました。これらについても今後お伝えさせて頂く予定です。
タンザニアの朝焼け