


カブラ村の状況
ムベヤ州中心地キエラでも水道は通っていませんが、電気は通っている状態です。
しかし、カブラ村はインフラが整備されておらず、水道だけなく電気も通っていません。
彼らは井戸から水を得ていますが、住宅地域では水が生活汚染されてしまうため、井戸は住宅地から少し離れた場所にあります。
カブラ村の唯一の収入源は農業です。
米とカカオが主な換金作物であり、キャッサバ芋なども村人たちの消費用として栽培されています。
尚、カブラ村の一世帯あたりの1日の収入は1ユーロにも及びません。

タンザニアは日本から直線距離で約11,777km離れており直行便はありません。
日本から渡航の場合、パリなどヨーロッパ経由でタンザニアの都市ダル・エス・サラームへ飛び、そして国内線でムベヤへ飛びます。
カブラ村は、ムベヤ空港から車で2時間45分離れた所に位置しています。




カブラ小学校 初回訪問時
老朽化とハリケーンなどの天災で校舎の一部が崩壊してしまっていましたが、地域の財政難により、修理や建て替えがされないままとなっていました。このような状況の教室の中で何百人もの子ども達が学んでいました。この地域には修理が必要とされる建物が多く見られます。
しかし、このようなインフラや建物が整っていない中でも、たくましく生きるカブラ小学校の子ども達と熱心に教える教師の姿が印象的でした。
カブラ小学校
4教室寄贈
1棟に2教室ある建物を2棟、
合計4教室を寄贈しました。
支援金はセメントや木材の材料費や運搬費として使用され、労働費は村が負担をする仕組みでプロジェクトを進行しています。
しかし途中、村の金銭不足の影響により建設が思うように進まないことや、雨季の影響により資材の運搬が滞ってしまうなど、様々な問題がありましたが、無事に予定通り完成させることができました。
新しい教室が2棟あり、その隣にはそれまで使用していた教室があり、現在は職員室として使用されています。




大抵の小学校の周囲には住宅が多いですが、
カブラ小学校の周囲にはライスファームが広がっています。
今回寄贈した教室はカブラ村で最も頑丈な
大きな建物であり、教室としての役割だけでなく、村のコミュニティの中心となります。
A. 2018年度は4歳〜17歳の
198人が在学しています。
2017年の出席率は82%。
家の仕事で学校に通えない生徒もいますが、「良い仕事に就くためには教育が必要」という考えを保護者たちに伝え続けています。
Q. カブラ小学校の
生徒の年齢は?
A. 日本と同じように月曜日から金曜日に学校があり、土日はお休みです。
Q. カブラ小学校の
登下校時間は?
A. 数学、英語、スワヒリ語、地理、科学、ICT*、体育、
道徳、美術、歴史
(*ICT = Information Communication Technology。日本語では、情報通信技術と言われ、少し前でいうITのようなものです。)
Q. カブラ小学校の
授業科目は?
A. 教師は7人です。
学校の敷地内や
近くの村に住んでいます。
Q. カブラ小学校の
教師の人数は?
どこに住んでいるの?
A. カブラ小学校に井戸はなく、水はありません。
そのため、生徒は各自で持参する必要があります。
Q. 水はあるの?