カブラ村小学校 教室建設途中報告
現地にて教室の着工が開始され、10月末の完成に向けて建築を進めています。
5月〜6月にかけての建設レポートが現地より届きました。
5月12日レポート
窓枠の建築までスムーズに進んでいます。
セメント在庫が切れそうなためデリバリーを待っていますが、ここ2−3日の酷い雨で村へのいずれの道もトラックが通れず村までたどり着けない状況となっています。
来週からは天気も回復してくる様子なので、5月末までには次の資材が運び込めるのではと見込んでいます。
6月14日レポート
タンザニアの雨季も終盤になる頃ですが、夜は豪雨や嵐の日もまだあります。
しかし、村までの道は屋根の木材を積んだトラックがなんとか通れるような状態まで回復してきました。
2017年は様々な村で年始から金銭的な面で大変な状況が続いています。
*2016年12月から販売するための収穫が何もない
*1月末は学校の新年度が始まるため、家計にとっても出費が多い
*植え付けのシーズンである雨季直前の2−3月は大きな出費が発生
村の金銭不足の影響でプロジェクトの労働費のための資金集めが十分にできず、プロジェクトが思うように進んでいません。これに加え、雨季の影響により道の状況が悪く、資材を建設現場に運び込むことが難しくなっています。
このような状況ですが、カカオのミッドクロップ(雨季に収穫されるカカオ)もスタートしています。
但し、カカオは例年に比べると50〜60%程の収穫とあまり思わしくありません。
尚、米の収穫も始まったため、もうすぐそちらの収入も見込めます。
このように、収入も入り始め、道も回復してきているため、これから学校建設の動きも活発になると思われます。